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「父母が浜で、はだしで遊ぼう」(2017年3月26日)

2017年3月31日

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まだ肌寒さが残る3月最後の日曜日、香川県三豊市の父母ヶ浜(ちちぶがはま)で
イベント「父母ヶ浜で、はだしで遊ぼう」を実施しました。

ビーチクリーンアップに始まり、クラフト教室、裸足ランニングと、瀬戸内の自然を
体いっぱいに感じて元気に遊びました。
(この事業はKJB瀬戸内基金の助成を受けて実施しました。)



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第一部のビーチクリーンアップでは、チームに分かれて海岸の清掃。
ごみを拾います。

父母ヶ浜は遠浅の砂浜で、夕陽の名所としても知られ、
地元の方々に愛着のあるビーチです。

「父母の会」の皆さんによって、定期的に清掃されており、
ビーチはその美しさが保たれていますが、波に洗われ、日にさらされて
細かく分解してしまったプラスチックごみや、
新しく流れ着いたごみが
15分ほどの清掃で集まりました。

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集めたごみをいったん広げ、どんなごみが、何個あるか、
チームで分類・カウントしながら所定の調査カードに記入していきます。


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今回のクリーンアップで集まったごみの集計です。

ワースト3はプラスチック類のごみ、たばこのフィルター、カキ養殖パイプ。
これらは不動のワースト3、生活ごみが多い瀬戸内の現状をよく表しています。

中には注射針など、触れると危険なものもありました。


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調査でなく、清掃に徹すれば、たくさんのごみが除去され、もっと効率的に
砂浜はキレイになりますが、こうしてごみのひとつひとつと向き合うことで、
海ごみ問題という環境問題を、身近な事としてとらえることにつながります。

この日海で見たごみは、この浜にやってきた人が捨てていった
ごみばかりではなく、道路脇のごみが風にあおられ海におちたり、
川から流れついたり、どこかよその海域
から潮と風に運ばれてきたものも
多く、参加者のみなさんも、私達の生活と海とのつながりを
感じたようでした。

海でごみを出さないだけでなく、生活の中でごみを少なくすることを
意識することが大切ですね。



続く第二部は、造形アーティスト、ルカ・ローマさんのクラフト教室。

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クリーンアップで拾ったものを使って、思い思いに工作します。


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のこぎりや、ドリルなど、普段は使わない工具を前に緊張していた、
子供たちも、仲間で協力したり、ルカさんと一緒に
使いながら、
自分のイメージを形にしていきました。

出来上がったオブジェや本棚、飾り棚は、大人も感心する出来栄えでした。


そして、最後は裸足ランニングクラブ香川、明石さんの裸足ランニング教室。

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ふだんは靴の中におさまっている足を開放して、砂の感触を全身で
楽しみます。


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カンガルーやトカゲなど、全身を使って動物の動きに挑戦したり、
リレーでは大人とこどもが対等で白熱の競争を楽しみました。


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最後は恒例のはだしジャンプ大会!

はだしで駆け回って遊べる浜辺は、みんなの宝物。
今後も楽しみながら、身近な海や自然を感じたり、考えたりする機会を
作っていきたいと考えています。

ご参加いただいた皆さん、開催にあたりご協力をいただいた
「父母の会」の皆さん、ありがとうございました!



主催:フリークラウド、裸足ランニングクラブ香川、
  瀬戸内DAYOUT実行委員会

協力:父母の会

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